一般廃棄物最終処分場 うめ〜るセンター美加登のご紹介
埋立ての処理方法

平成23年4月1日に供用を開始した、国内最大級の被覆型一般廃棄物最終処分場です。

「うめ〜るセンター美加登」の機能と役割

「うめーるセンター美加登」は家庭から回収されたごみの最終地点です。家庭から回収されたごみは、くりりんセンター(一般廃棄物中間処理施設)に運ばれ、燃えるごみは消却して灰に、燃えないごみは破砕処理されます。くりりんセンターで発生した消却灰と破砕物を安全に埋め立て処理するのが「うめーるセンター美加登」の役割です。

埋立ての処理方法

焼却灰と破砕物は散水(洗浄)しながら埋立てていきます。
また、埋立てが完了した後も4~5年間散水を続け、無害にして自然に戻します。

散水装置→
埋立てた焼却灰と破砕物はスプレーガンで散水(洗浄)処理を行います。
散水に使用する水量は年間降水量に相当します。

循環システム(無放流方式)

散水(洗浄)に使われた水は集水ピットに集められ、逆浸透膜処理装置で不純物を除去処理します。処理した水は散水用として繰り返し利用します。蒸発し不足した分は地下から汲み上げた水を補充します。

逆浸透膜処理装置(写真)
ウイルスを通さない1~2ナノの穴が開いた膜に散水処理後の水を濾過させることで不純物を取り除きます。この装置は海水を真水に変える程のチカラがあります。

安全対策

埋立地の法面(傾斜部)、底面はそれぞれ遮水シートを用いた3層・5層構造となっており、底面には漏水発生時の検知システムを採用しています。
また、万が一の有毒ガス発生時に備え、空気中のガス濃度を常時測定しています。

遮水構造+漏水検知システム(図)
遮水シートを用いた多層構造で漏水を防ぎます。電極センサーによる漏水検知システムでもしもの漏水発生時にもピンポイントで発生箇所を把握できます。

周辺環境への配慮

「うめ〜るセンター美加登」建設前、この土地にはクリンソウ(九輪草)や、エゾサンショウウオなどの希少な動植物が生息していました。環境保護の思いから工事に先立ち、クリンソウを移植し、エゾサンショウウオのための代替池(ビオトープ:biotope)をつくりました。
施設周辺には2カ所のモニタリング井戸を配置し、周辺水質を見守っています。

埋立て後の活用方法

「うめ〜るセンター美加登」は現在およそ15年間で埋立を予定しています。
その後の利用は現時点では未定ですが、運動公園やパークゴルフ場、屋根をそのまま残して冬季でも使用できる施設にしたり、さまざまな活用の可能性があります。

うめ〜るセンター美加登の概要
届出等 一般廃棄物処理施設設置届出適合通知交付月日:平成21年2月5日
建築基準法第18条第3項の確認済証交付月日:平成21年1月23日
供用開始:平成23年4月1日
位置 中川郡池田町字美加登279番10
施設概要
  1. 埋立容量:311,200立方メートル(廃棄物252,000立方メートル
    ・覆土59,200立方メートル)
  2. 埋立期間:15年間
  3. 埋立構造:準好気性埋立構造
  4. 埋立対象物:焼却残さ(焼却灰、飛灰固化物)、不燃物(破砕不適物、破砕残さ)、プラスチック・圧縮物(固化プラスチック、圧縮物)、沈砂
  5. 処分場形式:被覆型最終処分場
  6. 面積:敷地面積[16.6ha]
    埋立面積[27,029平方メートル](約90m×304m)
  7. 貯留構造物:貯留槽数1ピット
    盛土堤 表面モルタル吹き付け(t=50)
  8. 埋立棟:床面積[30,063平方メートル](96.84m×310.44m)
    構造[鉄骨造平屋建て]・屋根[折板]
    壁[角波鉄板一部プレキャスト板]
  9. 管理・水処理棟:構造[RC造平屋建て]
    床面積[562.95平方メートル](13.5m×41.7m)
  10. 浸出水処理方式:逆浸透膜処理方式
    処理量[25立方メートル/日]
  11. 遮水構造:二重遮水シート構造(底面)、壁面は一重
  12. 遮水工破損検知システム:電気式
  13. 散水設備:スプレーガン[固定16基][移動4基]
  14. 埋立地搬入方式:搬入路方式(搬入車20t級アームロール式ダンプトラック)
  15. 施設・設備:地下水集排水施設、雨水集排水施設、浸出水集排水施設、埋立ガス処理施設、地下水モニタリング設備、門・囲障設備、洗車設備、搬入管理設備
設計施工者 鹿島・川田・鈴木特定建設工事共同企業体
建設費 3,570,000,000円(税込)
設計・建設工期 平成20年9月4日~平成23年3月31日