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平成8年10月に約170億円で建設されました。
それまで使っていた帯広清掃工場の施設が老朽化したこと、毎年ごみが増え続けるために処理能力が限界に近づいたこと、ごみを燃やした時に発生するダイオキシンを大気中に排出しないための設備を設ける必要性が生じたためです。
30tまで量れる計量機が1台、20tまで量れるものが1台あります。
くりりんセンターのごみの搬入には休みがありますが、ごみの処理には休みがありません。24時間365日ごみを燃やし続け、発電を行っています。
住民の方のリサイクル意識の向上や、ごみの収集が有料化されたことや、資源ごみの種類が増えたことで、くりりんセンターで処理するごみの量が減りました。現在、搬入されるごみは、年間約72,000tです。そのうち燃やせるごみは約8割、燃やせないごみ・大型ごみは約2割です。1日平均、約200tくらいのごみが運ばれています。
埋立地(最終処分場)を永く使うためです。埋立地は広い土地と汚水を処理する施設が必要になります。また、周辺に住んでいる人達の理解がなければつくることができません。ごみをそのまま埋めてしまったのではすぐに一杯になってしまいますし、汚水が出たりカラスがたくさん寄ってくるなど衛生的ではありません。
このため、燃やせるごみは燃やして灰にすることによって体積を17分の1にし、燃やせないごみや大型ごみは破砕をして資源をできるだけ取り除き、埋立てるしか方法のないものだけを埋立てることによって、埋立地を永く使うことができるのです。
800℃以上の高温で燃やしています。この温度が一番ダイオキシン類の発生を抑えることのできる温度です。逆に400℃前後が一番ダイオキシン類を発生させてしまいます。ダイオキシン類は、ごみの野焼きや家庭用焼却炉から大量に出ていると言われています。
燃やせるごみの中にガラスやアルミなどの燃やせないごみが入っていても、ピット(ごみをためておく場所)に入ってしまったごみは分別することができず、燃やすしかありません。燃やされたガラスやアルミは、溶けて灰と混ざり「クリンカ」というこぶのような塊になって焼却炉の壁に張り付きます。そうすると、焼却温度を下げてしまったり、クリンカと一緒に焼却炉の壁がはがれ落ちてしまうなど、機械の故障の原因になってしまいます。
発生させないためには温度管理が重要になります。 ①ダイオキシン類の発生を一番抑えることのできる800℃以上の温度でごみを燃やしています。 ②焼却炉を立ち上げる時は、ごみを最初から入れず、助燃装置で温度を400℃以上にしてから入れて燃やすようにしています。
プラスチック容器は材質が分かりにくいことや、燃やすとダイオキシン類以外の有害な物質が発生することも考えられるので、くりりんセンターでは「燃やさないごみ」としています。
また、プラスチック容器包装ごみについては資源ごみに出してください。
くりりんセンターの煙突から出ている白い煙は水蒸気です。一般的にごみを燃やした時に出る排ガスの中には、細かな塵や有害な物質が含まれています。それをそのまま煙突から出してしまうと、広範囲に広がり降りそそぐことになってしまいます。そこでくりりんセンターでは「バグフィルター」という機械を使って、煙突から塵や有害な物質を出さないようにしています。
バグフィルターは大きな空気清浄機のようなものです。ごみを燃やした時に出る排ガスを消石灰で反応させてフィルターを通すことにより、細かな塵や有害な物質を取り除くことができます。また、フィルターに付着した塵や有害な物質は、薬品によって固まりにしてから埋立地に運んでいます。
ごみを燃やすことによって最大で7,000kW発電することができ、これは家庭の電気の量にすると約1万8千世帯分になります。温度400℃、圧力40気圧の蒸気を作り、タービンを回して電気を作っています。
発電した電気はくりりんセンターの機械を動かしたりしています。
また、たくさんの電気を発電することができます。総発電量の40%をくりりんセンターで、残りの60%を売って施設の運営に役立てています。
平成23年の4月から現在の最終処分場である「うめ~るセンター美加登」での埋立処分をスタートしました。
また、それ以前に使用していた旧一般廃棄物最終処分場は、昭和59年から埋立てを開始し、当時の計画では平成11年度までの15年間埋立を行う予定でしたが、リサイクルが進んだことや、くりりんセンターでの処理能力が向上したことから、平成22年度まで使用を伸ばすことができました。
最終処分場の管理記録をご覧ください。
乾電池や蛍光管に含まれている水銀は人体に害を与えるため、北海道北見市留辺蘂町の「野村興産イトムカ鉱業所」へ運び、水銀を取り除きリサイクルしています。またそれらのごみに使用されている鉄やガラスについてもリサイクルしています。
平成13年4月から家電リサイクル法が施行され、リサイクル料金を支払って処理することが義務化されました。
自分で直接排出する方法と、販売店を通して排出する方法と2通りあります。
詳しくは、「廃家電のリサイクルは?」をご覧ください。
企業・会社で使用しているパソコンのリサイクルは平成13年4月から始まりました。
平成15年10月からは、個人・家庭で使用しているパソコンについてもメーカーに引き渡しリサイクルすることが定められました。
制度以降に購入したパソコンには「PCマーク」が付いているものがあり、このマークが付いているものはパソコン購入時に既にリサイクル料金を支払っていることになります。制度制定以前に購入したパソコンは、このリサイクル料金を支払っていませんので、パソコンの廃棄時に支払う必要があります。
詳しくは「パソコンのリサイクルについて」をご覧ください。
販売店やガソリンスタンドで処理料金を支払い処理します。タイヤは燃料として使われたり、リサイクルされてまたタイヤとして使われたりします。
みなさんの家から出された資源ごみは「十勝リサイクルプラザ」に運ばれています。そして不適物を取り除いたあと、圧縮・梱包されて指定された工場へ運ばれ新たな製品に生まれ変わります。
くわしくは「十勝リサイクルプラザ」のページをご覧ください。
資源ごみに、燃やすごみ•燃やさないごみが混ざっていると、すべて手作業でそれを取り除かなくてはいけません。中味の食べ物などがそのまま残っていたり洗われていないままの容器などは、資源にすることはできません。悪臭が発生して作業する人たちが大変不快な思いをしています。また、あってはいけないことですが、注射器が入っていて作業している人の手に刺さってしまったり、農薬などが入った瓶が割れて異臭が発生し具合が悪くなってしまった人もいます。安全な作業のためにも、もう一度分別のルールを確認し、正しくごみを出しましょう。